ジストニアでお悩みの方へ

  ジストニアの症状・特徴でよくあるお悩み

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    気になる

  • 身体の動きを
    コントロールできない

ジストニアの主な原因や症状の特徴について

ジストニアでは身体の一部分が自身の意志とは関係なく動いてしまったり、正常な姿勢が保てなくなったりといった例が報告されています。

 

患者様は少ないと言われていますが、なかには軽症であり医療機関を訪れていない方もいるため、実際の数は多いかもしれません。

 

ここでは、ジストニアの主な原因症状の特徴についてご紹介していきます。

 

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ジストニアの原因や主な症状例について

ジストニアは若い方に発症しやすいとされ、自身の意志とは関係なく筋肉が動いたり、姿勢が傾いたりするものです。
主に遺伝や脳の異常から起こる症状とされています。

ここでは、ジストニアの原因や症状の特徴についてご紹介していきます。

 

【ジストニアについて】

 

ジストニアは「指定難病」に含まれ、「遺伝性ジストニア」と呼ばれることもある症状です。

●局所性ジストニアと分節性ジストニア

身体の一部または複数部位に起こるとされるジストニアは、若年層で発症することもあります。
発症当初の痙攣はストレスを感じたときに出やすいですが、歳月を経て痙攣の頻度は高まり、やがて安静時でも現れるようになると言われています。

最終的に患部がねじれたままになり、痛みを伴う姿勢のまま固定されてしまう場合もあります。

局所性ジストニアと分節性ジストニアには、以下のような例があるとされます。

・眼瞼痙攣

主にまぶたが繰り返し不随意に閉じます。
最初は片方のまぶたであっても、最終的には両目に起こるとされています。

・攣縮性斜頸

身体の一部に現れるジストニアとしては最多です。
首が少なくとも一方向に捻じれ、その姿勢のまま固定されてしまいやすくなります。

・痙攣性発声障害

発声を制御する声帯の筋肉に不随意性の収縮がみられるものです。
話すことができなくなったり、声が震えてしまったりといった症状が特徴として挙げられます。

・職業性ジストニア

動作特異性ジストニアとも呼ばれ、主に仕事やスポーツによって身体の一部を酷使してしまうことで起こりやすくなります。
野球やゴルフで起こる「イップス」が有名であり、ほかにもピアニストの指や手首の痙攣、書道家に起こる「書痙」といった種類があるとされます。

・メージュ症候群

不随意のまばたき、歯ぎしり、しかめ面が起こるジストニアとされています。

●全身性ジストニア

体幹に加え、さらに2つ以上の部位に影響が現れるジストニアを指し、以下のような例が挙げられます。

・原発性全身性ジストニア

全身に現れるジストニアであり、最終的には車いすでの生活を余儀なくされてしまうと言われています。
通常、症状の発生は小児期から始まるとされます。

・ドパ反応性ジストニア

発症がまれなジストニアであり、同じく小児期から症状がみられるとされます。
夜間に症状が悪化するケースが多く、パーキンソン病と類似しています。

 

【ジストニアの原因について】

 

ジストニアは原因不明の「一次性ジストニア」と、脳の異常といったものによる「二次性ジストニア」に分かれるとされます。

●一次性ジストニア

「特発性ジストニア」です。
原因がわからないものから遺伝によるものまでありますが、症状によってさまざまな種類に分けることができます。

・全身性ジストニア(若年発症型、成人発症型、孤発型、遺伝性)
・局所性ジストニア(痙性斜頸、眼瞼痙攣、書痙、職業性ジストニア、痙性発声障害、その他)

近年では一次性ジストニアの遺伝に関して新たな遺伝子が発見され、「DYT1ジストニア」と呼ばれる遺伝性の高いジストニアが発見されました。
この疾患はユダヤ系の家系に多く発症が認められています。

手足から広がる全身性の重症のジストニアを発症すると言われ、別名「オッペンハイムジストニア」と呼ばれています。
そのほかにも、瀬川病と呼ばれる「ドーパ反応性ジストニア」や、成人発症の局所性ジストニアに関与する遺伝子も発見されています。

●二次性ジストニア

主に脳の病気によって二次的に発症するジストニアを指します。

・脳性麻痺
・脳血管障害
・脳炎
・先天性代謝異常 など

主に大脳基底核の病気である「パーキンソン病」「ワイル病」の方にみられやすいです。
そのほかに頭部外傷や脳炎、脳卒中などの大脳基底核の障害をきたす病気でも認められるとされます。

また薬剤の投与が原因で発症する「薬剤誘発性ジストニア」は、抗不安薬や制吐剤を使用する方に多くみられるとされています。
これらの薬剤には運動機能を調節するドパミンの受容体を阻害する副作用があるためです。

 

【ジストニアの症状について】

 

ジストニアを発症すると次のような症状がみられるとされています。

●全身性ジストニア

足や手に現れた不随意運動が徐々にほかの部位に広がっていくものです。
主に体幹部が捻じれる、反りかえるといった症状が挙げられます。
左右対称でない場合がほとんどで、振戦や、筋肉のぴくつきであるミオクローヌスなどを伴うことが多いと言われています。
足のジストニアは歩行障害や転倒の原因となり、体幹が捻じれる捻転ジストニアは日常生活の支障になり得ます。

遺伝性ジストニアの大半は小児期から青年期に発症します。
ジストニアが主症状であったり、そのほかの不随意運動を伴ったりしている場合、精神発達遅延を併発することもあるとされています。

●局所性ジストニア

身体の一部に不随意運動が起こるとされています。
両目が閉じてしまう「眼瞼痙攣」、首が勝手に動いてしまう「痙性斜頸」、文字を書くときに手首が曲がってしまう「書痙」などの症状があります。

このように、全身性ジストニアと局所性ジストニアでは、症状が現れる部位に違いがあります。
ただし、異常運動・異常姿勢は一定の同じものです。
また、一定の動作において強くみられる動作特異性や、症状を改善させる決まった動きの感覚トリックがあることも共通しています。

とくに動作特異性において悩まされる方は少なくありません。
実際の職業やスポーツにおける決まった動作と強く関係していることが多いです。

明倫堂鍼灸院【ジストニア】アプローチ方法

一般的には、脳のいくつかの領域の活動が過剰になるために起こると言われています。
東洋医学では、心身一如という考え方を大事にしています。
これは、身体の症状は気持ちに現れ、気持ちの症状は身体に現れるというものです。
脳内の問題も同じように身体に現れ、身体の問題が脳内に影響すると考えています。

実際の施術では、どんなときに痛むのか、詳しくカウンセリングします。

実際にジストニアの患者様と対面すると、当該部位だけでなく、全身のさまざまな部位に筋緊張がみられることが多いです。
当該部位だけを施術するのではなく、全身の緊張を解いていくことも大切であると考えています。
この全人的なアプローチが、西洋医学との違いになると思います。
さまざまな鍼の手法を駆使し、当該部位を中心に全身を施術していきます。

超有名な大学病院でも匙を投げられ、神経切断術しかないと言われた頚部ジストニアの患者様も改善の傾向にあります。
症状を時々忘れられるほどにもなり、脳深部刺激術や熱凝固を検討するところにまで達しています。

著者 Writer

著者画像
【院長】
鈴木信哉(すずきしんや)
●所有資格
- 鍼師
- 灸師
- マッサージ師

- 現代レイキ マスター取得
- 住環境コーディネーター2級
- ワット・ポータイ式マッサージ
- スウェーデン式タッチケア・ロミロミ

●血液型
- A型

●出身
- 東京都多摩市

●趣味
- 東洋医学
 趣味と実益を兼ねていますね。
 Way of Lifeです。

●得意な施術
- 腹診 
- 打鍼 
- 高齢者ケア
 優しくソフトな施術から、結構力押しのガッツリ施術まで幅広く可能です。
 でも、高齢者への施術が多くソフトな施術が中心です。

●ご来院されるお客さまへ一言
- 健康こそ宝物です!
 心身が健康ならいつでも新しいチャレンジができるのです。
 
   

当院のご紹介 About us

院名:明倫堂鍼灸院
住所〒206-0013 東京都多摩市桜ケ丘1丁目1
最寄:聖蹟桜ヶ丘駅・小田急永山京王永山駅よりバス
最寄りバス停:桜91・桜92にて「桜ヶ丘四丁目」下車
(桜ヶ丘住宅地のラウンドアバウト)
駐車場:3台
                                                                   
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