嚥下障害でお悩みの方へ

  嚥下障害でよくあるお悩み

  • 食事中に
    むせてしまう

  • 食べ物を
    飲み込み
    にくい

  • 嚥下障害の
    改善方法が
    知りたい

  • 硬いものが
    なかなか
    食べられない

嚥下障害の主な原因や改善方法について

食事をしていて食べ物がなかなか飲み込めない、つかえてしまう、むせてしまうといった症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

 

嚥下障害は筋力の低下やストレス、脳の病気といったことが原因となって発症しやすいです。

 

日常生活を快適に送るためにも嚥下障害の原因症状を知り、対処法を理解することで症状を軽減し、予防を行いましょう。

 

 

嚥下障害でお悩みの方におすすめのメニュー Recommend Menu

嚥下障害の原因や症状の特徴について

嚥下障害はご高齢の方に多く発症するとされますが、その原因には加齢だけでなく脳の病気といったものも含まれるため、軽視できない症状とされています。
嚥下障害の特徴を知ることで予防もできるため、日常生活に支障をきたさず快適な暮らしを送れるよう、対策を行いましょう。

ここでは、嚥下障害の原因や症状についてご紹介していきます。

 

【嚥下障害とは】

 

嚥下障害は「摂食・嚥下障害」とも呼ばれます。
食べることや飲み込むことの障害であり、食べ物を上手く食べられない、飲み込めないといった状態を指します。

食事中によくむせる、形があるものを噛んで飲み込めない、飲み込むまでに時間がかかるといったことで嚥下障害に気付くケースが大半であると言われています。

また嚥下障害によって食事が上手く行えないことが原因となり、栄養不足や脱水、飲み込んだものが気管に入る誤嚥といった問題が出る場合もあります。

嚥下障害は子どもからご高齢の方まで幅広い年齢で発症しやすい障害です。
ご高齢の方においては食べる・飲む際に使用される筋肉の筋力低下で起こるケースが多いのに対し、子どもや成人においては脳の病気による嚥下障害の発生が多いとされています。

 

【嚥下障害は機能訓練によって改善が可能】

 

成人やご高齢の方の嚥下障害は機能訓練を行うことで改善しやすいですが、症状によっては障害前の状態に戻すことを目標とする場合や、現状を維持する場合があると言われています。

一方、小児の嚥下障害の場合、食べるという仕組みが発達していないことや動きを獲得できていないことがあります。
そのため、食事環境や食事量などの指導や、食べるという動きを獲得するための機能訓練が多いとされます。

 

【嚥下障害の原因について】

 

嚥下障害を発症する原因として、「動的要因」「心理的要因」に分けられるとされています。

●動的要因による嚥下障害

身体機能の低下や異常などで発生するものを指します。

・脳血管疾患……仮性球麻痺、球麻痺など
・神経筋疾患……筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病など
・加齢による筋力低下 など

子どもからご高齢の方まで、さまざまな動的要因により嚥下障害は発症するとされ、脳の病気の場合は重篤なものも多く、嚥下障害以外の症状の改善を優先することもあるとされます。

ご高齢の方は加齢に伴って食べること・飲み込むことに必要な筋力が衰える傾向があります。
そのため、食べ物を飲み込みやすい状態にできなかったり、舌で食べ物を口からのどへと送り込めなかったりといった不具合が生じやすくなるとされています。

また、のど仏が下がると飲み込むときにのど仏をもち上げる筋肉が弱くなりやすくなり、気道を閉じきれずにむせてしまうといったことが多く起こるようになると言われています。

●心理的要因による嚥下障害

精神的な疾患が原因となり、のどの違和感や飲み込みづらさが生じ、嚥下が上手くできなくなることがあります。

・神経性食欲不振症
・認知症
・うつ病 など

東洋医学では「梅核気(ばいかくき)」と呼ばれる症状があり、この症状も心理的要因による嚥下障害の一つとされています。
梅核気の症状は、医療機関では「異常なし」と判断されることも多いです。

 

【嚥下障害の症状について】

 

嚥下障害を発症すると、次のような症状がみられるとされています。

●のどのつまり・飲み込みづらさ

・食事中にむせる
・食事中に疲労を感じる
・食事を残してしまう
・食事内容が変化する
・食べ方が変化する
・食べ物が口の中に残りやすい
・食後に声が嗄れる

嚥下障害では主にこれらの症状がみられるとされ、自覚がなくとも嚥下障害になっているケースも多いです。
加齢によって食べ物を口の奥に送り込んだり、飲み込みやすい状態にしたりする筋が衰え、発症しやすくなると考えられています。

ご高齢者の肺炎はこのような嚥下機能の低下による誤嚥から発症していることが大半であるため、高齢社会を迎えてその対応が問題になっているとも言われています。

●食道がんの術後に起こりやすい

食道がんの手術では発声の役割を担う声帯を調節する「反回神経」と呼ばれる神経に触れてしまうとされます。
そのため、手術後に声がかすれる嗄声と呼ばれる症状が起こりやすく、嗄声がある状態では嚥下障害になりやすいため、食事に注意しなければならないことが知られています。

しかし多くの場合、神経機能は3~6ヶ月程度で改善すると言われています。

嚥下障害の対処・予防法について

嚥下障害は食事中にむせたり食べ物を上手く飲み込めないといった症状が現れるとされます。
しかし適切な対処を行うことで症状を軽減させ、症状を未然に防ぐことも可能とされています。

ここでは、嚥下障害の対処・予防法についてご紹介していきます。

 

【嚥下障害の対処法について】

 

嚥下障害を発症した際、次のような対処法を行うことが有効とされています。

●食事方法の改善

たとえば、食事の際の意識として以下の例が挙げられます。

・食べるペースはゆっくりと
・一口の量を少なく
・むせたときも慌てない

これらに注意して食事をするだけでも嚥下障害の症状の軽減が可能であり、食事のストレスや不安を減らすことができると言われています。

●リラックスしてストレスを緩和

心理的な要因による嚥下障害を改善するためには、生活上の不安やストレスといった要素の解消が有用とされています。
そのため、趣味や習い事などを行い、リフレッシュしましょう。
マッサージやリラクゼーションといった施術を受けることで血流を促進し、疲労やストレスを解消する方法も効果が期待できます。

●口の筋肉のトレーニング

嚥下障害を改善するためには、食事の際の誤嚥に気を付ける必要があるでしょう。
誤嚥は一口目に起こる場合が多いため、嚥下を楽に行うための体操を行うことをおすすめします。

①ゆっくりと深呼吸をする
②普通の呼吸をしながら首をゆっくりと回す
③肩をすくめて脱力するといった運動をする
④上体を左右にゆっくり倒す
⑤頬を膨らませたり引っ込めたりする
⑥大きく口を開き、舌を出す、引っ込める、左右に動かすを繰り返す(2,3度)
⑦「ぱぱぱ、かかか、ららら」などゆっくりと発声する
⑧口をすぼめて息を強く吸い、冷たい息がのどに当たるようにしてのどの感覚をリフレッシュする
⑨額に手を当てて以降を加え、おへそを覗き込むように強く下を向く(5秒ほどかけて)
⑩ゆっくりと深呼吸する

上記のような「嚥下体操」を行ってから食事をすると誤嚥が減り、嚥下障害の症状を軽減することが期待できます。

 

【嚥下障害の予防法について】

 

嚥下障害を起こさないためには、次のような予防法を行うことが有効とされています。

●食事中の姿勢に気を付ける

姿勢が悪くなってしまうと背骨の生理的湾曲が崩れやすくなってしまい、気管や食道を狭くしてしまう影響によって嚥下障害を起こすリスクが高まるとされています。

そのため、食事をする際はできるだけイスに深く腰掛け、背筋を伸ばした状態で食事をすることをおすすめします。
イスに座るときは、骨盤ができるだけ立っている状態が身体にかかる負担を減らしやすいことが知られています。

具体的には、お尻の下に丸めたタオルやクッションを置き、その上に座って骨盤を安定させましょう。
すると、正しい姿勢で食事をすることが可能とされています。

●食事の際の注意点を守る

・急がず、ゆっくりと食べる
・少量ずつ口に入れ、よく噛む
・肉は小さく切ってから食べる
・テレビをみながら食べるというような、「ながら食い」をやめる
・口の中のものを飲み込んでから次のものを口に入れる

これらの点に注意し、食事をすることをおすすめします。

●顔回りの筋肉をほぐす

顔の筋肉の柔軟性を保つことで嚥下時の筋肉の動きをスムーズにし、嚥下障害を予防することに繋がると言われています。
顔の筋肉は繊維が細かく、手のひらや指の腹で軽く圧迫するだけでも刺激を与えやすい部位です。

そのため、入浴時のような身体が温まっている状態で頬や顎のライン、首元などをゆっくりと揉みほぐし、筋肉の緊張を和らげましょう。

●肩や首回りの筋肉をストレッチする

・首のストレッチ:片方の手で首を傾け、首の横の筋肉をよく伸ばす
・肩のストレッチ:両手を壁につき、お辞儀をするように身体を下に倒すことで肩甲骨の外側の筋肉を伸ばす

これらのストレッチを日頃から行うことで筋肉の柔軟性を保ち、嚥下障害や身体の不調を予防しましょう。

明倫堂鍼灸院【嚥下障害】アプローチ方法

代表的な例として、食道がん術後後遺症の慢性期の誤嚥に対するアプローチがあります。

嚥下のとき、咽頭が上がって気管を閉鎖し、飲食物が気管の方へ入らないようにするのですが、手術で食道を切り詰めるため、嚥下のときに短くなった食道が喉を引っ張りやすくなります。
引っ張るために気管の閉鎖がうまくいかず、飲食物が気管から肺の方へ紛れ込んでしまう……。
これが、食道がん術後後遺症です。

飲食時だけでなく、寝ている間も唾液を嚥下することがあり、このときもむせる場合が多いです。
手術が終わり、ある程度症状が安定すると、しばらくはあまり問題がないのですが、加齢とともに誤嚥の症状が増えるようです。
短くなった食道を伸ばすことはできません。
ですが、術後は誤嚥の症状があまりないため、食道が短いことが決定的な要素ではないと考えました。

嚥下時に食道が喉を引っ張りにくくするため、具体的な施術としては、首・肩・胸部のこりをほぐすことを中心に行っていきます。

実は父が食道がんで、手術は幸い成功しましたが、後遺症としての誤嚥に苦しんでいました。
誤嚥は徐々に酷くなり、毎食のようにむせてしまい、そのたびに食事が遮られ、食欲も失せてしまっていました。
見かねて施術を開始し、試行錯誤で施術法をそれなりに会得しました。
父は現在、誤嚥の回数がぐっと減り、快適に食事をしています。

食道がん術後後遺症の嚥下障害は患者様の絶対数が少ないです。
遠方で通院困難な方には、施術方法をお伝えします。
ご相談ください。

※数度の施術では改善しません。
むしろ解剖学的な欠損があるため、ケアし続けていく性格だろうと思います。
可能なら主治医に「マッサージ同意書」を発行していただき、療養費で継続的に施術することが最善かと思います。

ここまで食道がん術後後遺症としての嚥下障害を書いてきましたが、きっかけは違っても嚥下障害の発生機序が同じであれば、応用が可能です。
解剖学的な欠損がないため、食道がん術後後遺症より効果が期待できるでしょう。

著者 Writer

著者画像
【院長】鈴木信哉(すずきしんや)
所有資格:鍼師・灸師・マッサージ師
現代レイキ マスター取得
住環境コーディネーター2級
ワット・ポータイ式マッサージ
スウェーデン式タッチケア・ロミロミ
血液型:A 
出身:東京都多摩市
趣味:東洋医学
趣味と実益を兼ねていますね。
Way of Lifeです。
得意な施術:腹診 打鍼(だしん) 高齢者ケア
優しくソフトな施術から、結構力押しのガッツリ施術まで可能です。
でも、高齢者への施術が多く、ソフトな施術が中心です。

ご来院されるお客さまへ一言:健康こそ宝物です!
心身が健康ならいつでも新しいチャレンジができるのです。
 
   

当院のご紹介 About us

院名:明倫堂鍼灸院
住所〒206-0013 東京都多摩市桜ケ丘1丁目1
最寄:聖蹟桜ヶ丘駅・小田急永山京王永山駅よりバス
最寄りバス停:桜91・桜92にて「桜ヶ丘四丁目」下車
(桜ヶ丘住宅地のラウンドアバウト)
駐車場:3台
                                                                   
受付時間
9:00〜
12:00
13:00〜
20:00
不定休