膝の痛みの症状・特徴でよくあるお悩み
-
長時間歩くと
膝が痛くなる -
練習のし過ぎで
膝が痛い -
膝が痛くて
正座ができない -
膝が腫れる
場合がある
つらい膝の痛みの原因や改善方法について
膝は歩くときや立ち上がるときなど、日常生活において使用頻度が高く、負担を受けやすい部位です。
さまざまな症状・支障をきたしやすいため、膝の痛みに頭を抱えている方は多いのではないでしょうか?
ここでは、つらい膝の痛みの原因や症状の特徴、日々の膝の痛みに適した対処・予防法についてご紹介していきます。
膝の痛みでお悩みの方におすすめのメニュー Recommend Menu
-
鍼灸施術 は鍼やお灸を使った施術であり、身体の痛みや不調といったさまざまな症状に対して効果を発揮するとされています。
また施術の方法も多岐に渡り、東洋医学の考えに基づいた古くから行われる施術や、電気刺激を利用した施術までさまざまな手法を用いるとされています。
ここでは、鍼灸施術の仕組みや施術内容、施術による効果についてご紹介していきます。 -
スポーツを行っていてよくケガをする、身体が疲れやすいといった不調や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
身体のバランスは自身で意識することは難しく、ゆがみも正確に把握することは困難であるため、そのような方は 整体・マッサージを受けることで身体の状態を細かく分析することが可能とされています。
ここでは、整体・マッサージの施術内容や施術効果についてご紹介していきます。
膝の痛みの主な原因や症状について
日常生活やスポーツの場において、膝に痛みを生じる場面は多く、症状もさまざまであるとされています。
膝の痛みには痛みが長期に渡って続くものや手術が必要になるものもあるため、可能な限り痛みを出さない生活を送ることが望ましいのではないでしょうか。
ここでは、膝の痛みの原因や症状についてご紹介していきます。
【膝の役割について】
人間の身体は膝があるおかげで「立つ・歩く・座る」といったさまざまな姿勢や動作を行い、日常生活を送ることが可能とされています。
膝は体重を常に支え、日常動作における地面からの衝撃を吸収する役割を担っています。
日常生活において、大事な役割のある膝に痛みが生じてしまう原因や種類はさまざまです。
それぞれについて詳細をみていきましょう。
【膝の痛みの原因について】
膝の痛みを生じやすい主な原因は次の通りです。
●スポーツによるもの
練習のし過ぎ、すなわちオーバーユースによって膝の痛みを生じることがあります。
膝を使い過ぎることで発症する例としては、以下の通りです。
・バスケやバレーなどのジャンパー膝
・長距離ランナーのランナー膝
・小学生~中学生のオスグッドシュラッター病 など
またスポーツ外傷による膝の軟部組織の損傷により、痛みを生じることも多いです。
・半月板損傷
・外(内)側側副靭帯損傷
・前(後)十字靭帯損傷 など
スポーツを行っている方は膝を痛めるリスクが高いとされ、さまざまな膝の症状を発症することがあるとされています。
●加齢によるもの
年齢を重ねることで膝回りの筋力や軟骨の減少といった変性が起こり、膝の痛みを生じるとされています。
・変形性膝関節症
・こむら返り
加齢によって水分が減少したり筋力が低下したりすることで膝関節や周辺の筋肉に痛みを生じやすくなります。
また肥満による膝への負荷も痛みの原因となり得るため、ご高齢の方で肥満傾向にある方は膝を痛めやすいと言われています。
●不良姿勢
姿勢が悪いことで股関節が外旋し、いわゆる「がに股傾向」になってしまうと膝に負担がかかり、痛みを生じやすいです。
がに股になっていないか、簡単に見分ける方法があります。
床や硬いベッドなど、凹まない場所に仰向けで寝ましょう。
このとき、膝の裏側と床の間に手を入れて抵抗感がないと、膝が伸び切っていないため、床と膝の間に隙間があります。
膝がわずかに曲がり、同時に外側に少し開いている、すなわちがに股状態になっていることがわかります。
また、不良姿勢による腰の痛みがある方も、腰をかばうためにその負担が膝や股関節にかかることが多いとされています。
【膝の痛みの種類について】
膝の痛みは「病気による場合」と「それ以外の場合」で起こるとされ、膝の痛みを出す症状には次のような例が挙げられます。
●変形性膝関節症
ご高齢の方に発症することが多く、膝の軟骨の減少や変形といった症状から膝に負担がかかり、痛みを生じる病気です。
膝の変形ではO脚が目立ち、膝の内側に負担がかかることで、膝の曲げ伸ばしや歩行時に痛みを感じやすくなります。
●半月板損傷
膝に捻る力が強制された際に発症することが多いです。
半月板は膝のクッションのような役割をもちます。
半月板の上を大腿骨が常に滑るように動くため、体重がかかった状態で捻る力が加わると半月板を損傷しやすいと言われています。
●外(内)側側副靱帯損傷
スポーツで膝に横からの強い力が加わった際に発症する傾向があります。
側副靱帯は膝の両側にあります。
膝の動きを安定させ、膝の曲げ伸ばしといった動作の際に働く靱帯です。
衝突や着地などの際に膝が横にずれるような力が加わることで損傷しやすいと言われています。
●関節リウマチ
血液中のリウマトイド因子と呼ばれる成分が原因となり、関節に炎症を生じる病気です。
膝以外の関節部でも炎症を伴う痛みを生じることがあり、主に中高年の女性にみられやすいとされています。
●間違ったフォームによる運動
膝に負担がかかり、痛みを生じることがあります。
また膝に痛みを感じる際は、靱帯や関節だけでなく、大腿四頭筋のような膝を動かす筋肉にも痛みが起こる場合が多いです。
運動中の身体の痛みはフォームが悪いことが原因となっているケースが考えられるため、フォームの改善をおすすめします。
膝の痛みに効果的な対処・予防法について
膝の痛みは、長期化したり日常生活に支障をきたしたりと、さまざまであるとされます。
そのため、自身でケアをしつつ、痛みが現れた際には適切な対処を行うことが重要と言えるでしょう。
ここでは、膝の痛みに効果的とされる対処・予防法についてご紹介していきます。
【膝の痛みの対処法について】
膝の痛みを生じる場合には、次のような対処法がおすすめです。
●RICE処置
R(安静)・I(冷却)・C(圧迫)・E(挙上)からなる応急処置の手段です。
炎症を伴う痛みの軽減が図れます。
たとえば、スポーツで膝をケガしたときや、日常生活で膝に腫れや熱を感じるときなどに使われやすいです。
●膝への体重のかけ方を意識する
膝は立っている状態では常に体重がかかっているため、左右で偏った使い方をしてしまうと一方にばかり負担がかかり、痛みを生じる原因となり得ます。
「休め」の姿勢のような片方に常に体重をかける立ち方は行わず、両脚になるべく均等に体重がかかるよう意識しましょう。
●ストレッチ
膝に痛みがある場合、炎症や腫れがみられなければ、筋肉の緊張をほぐすことで痛みが弱まりやすくなります。
膝を動かす主な筋肉は「大腿四頭筋」と「ハムストリングス」であるため、これらの前後の筋肉をストレッチすることをおすすめします。
・大腿四頭筋のストレッチ
壁に手をつき、立った状態で片方の手を使い、膝を曲げていく
・ハムストリングスのストレッチ
立った状態で前屈を行うか、床に座った状態で脚を伸ばし、つま先を手で掴んで手前に倒していく
●膝を温める
血流が改善されることで筋肉の緊張が和らぎ、痛みの軽減が期待できます。
サポーターやももひきなどを着用し、冷えないようにすることもおすすめです。
【膝の痛みの予防法について】
膝の痛みを起こさないためには、次のような予防法を行うことが有効とされています。
●体重を減らす
膝にかかる負担が少なくなるためです。
膝は立っている状態では体重を常に支えています。
単純に重さが減ることで負担も減るということが分かるのではないでしょうか。
体重を減らすためには急に激しい運動を行うとかえって膝を痛めてしまう恐れがあるため、ウォーキングのような軽い運動から始め、負荷を徐々に上げていきましょう。
●筋トレ
膝を動かす太ももの筋肉を鍛えることで膝にかかる負担を減らし、痛みを予防する効果が期待できます。
太ももの筋肉を鍛える際には「スクワット」や「ランジ」が有効ですが、膝を曲げ過ぎてしまうと痛めてしまうことがあります。
そのため、最初は浅い角度で行うようにしましょう。
また、階段の昇り降りといった運動も有効であると言われているため、自宅でもできるトレーニングにぜひ挑戦してみてください。
●ストレッチ
大腿四頭筋やハムストリングス、ふくらはぎなどの筋肉を日頃から伸ばすことで、膝の痛みだけでなく、「こむら返り」といった症状の予防にもつながりやすくなります。
こむら返りを起こすふくらはぎの筋肉は膝裏に近い部分から始まるため、ハムストリングスをストレッチする際、ふくらはぎを一緒に伸ばすことが可能と言われています。
●適度な運動
ウォーキングやラジオ体操によって太ももの筋肉や膝の関節を動かすことで、筋力の低下や軟骨の減少を防ぎやすくなります。
筋力が低下してしまうと関節にかかる負担が増えると考えられるため、膝の痛みを生じやすくなると言われています。
そのため、日頃から運動を行って筋力を維持することが重要です。
明倫堂鍼灸院【膝の痛み】アプローチ方法
膝眼と呼ばれるツボを鍼で刺激し、膝関節の緊張をほぐします。
またハムストリングスを施術し、膝が伸びるようにします。
膝を長く患っている方は、内転筋群の緊張が高いことがほとんどです。
委中と呼ばれるツボの刺激を行い、膝関節の周囲の筋緊張もほぐしていきます。
施術によって膝がスムーズに動けるようになれば、ハムストリングスの屈伸を妨げにくくなるでしょう。
著者 Writer
- 【院長】
鈴木信哉(すずきしんや) - ●所有資格
- 鍼師
- 灸師
- マッサージ師
- 現代レイキ マスター取得
- 住環境コーディネーター2級
- ワット・ポータイ式マッサージ
- スウェーデン式タッチケア・ロミロミ
●血液型
- A型
●出身
- 東京都多摩市
●趣味
- 東洋医学
趣味と実益を兼ねていますね。
Way of Lifeです。
●得意な施術
- 腹診
- 打鍼
- 高齢者ケア
優しくソフトな施術から、結構力押しのガッツリ施術まで幅広く可能です。
でも、高齢者への施術が多くソフトな施術が中心です。
●ご来院されるお客さまへ一言
- 健康こそ宝物です!
心身が健康ならいつでも新しいチャレンジができるのです。